Lightroomから被写界深度合成のしかた [Lightroom]
ハイビスカスのクローズアップを撮影していたら、奥までピントがきません。
Lightroom、PhotoshopCS6を使用して被写界深度合成のやり方を紹介します。
まずライトルームで画像をセレクトして、明るさや調子を整えておいてください。
撮影段階で、露出、ホワイトバランス、フレーミングを行うことが大事なポイントになります。
被写界深度合成を行う場合は、なるべく撮影したい物が動かない方がより望ましいです。
画像をいちばん手前に合わせ撮影していきます。絞りを変えず、明るさも変わらないように撮影していきますが、多少明るさが変わってもPhotoshopが奇麗に繋ぎますが、なるべく変えないようにしてください。撮影後少しずつピントを後ろにずらしながら数回撮影してください
3番目にピントをずらした画像
ハイビスカスの花弁の手前までピントがきました
やっと花弁までピントがきました。
後ろの花までピントがきています。
撮影は大変ですが、枚数多く撮影した方がよいですよ。ぶれていることもありますので、たまに失敗することもあります。特にカメラの背面液晶は大きくなったとはいえ小さいですからきおつけましょう。
ライトルームでもしっかり確認を100%(1対1)、50%(1対2)で行ってください
セレクトが終わったところで、合成したい画像を選択します。
今回は7枚選びました。
「他のツールで編集_Photoshopでレイヤーとして開く」を選びます。
するとPhotoshopが起動し、レイヤーで画像を開いてきます。
Photoshopでレイヤーとして開いたところ
レイヤーをShiftキーを押しながらすべて選択して「編集_レイヤーを自動整列」を選んでください。
投影法は自動でOKです
進行中の画面
次に「編集_レイヤーを自動合成」を選びます。
合成方法は「編集をスタック」を選びます
パノラマ画像のときはパノラマを選んでいたところです。
シームレスなトーンとカラーはチェックを入れておいてください。
チェックが入りますと、明るさが微妙に違った場合でも合わせてくれます。
進行中の画面
合成が終わりました。
細かい所をチェックしていきます。
今回の画像では、滑らかな葉のところが少し破綻しているところがありましたので、レイヤーマスクを少し調整し仕上げました。すべて手作業で合成したらすごい時間がかかりますが、自動で行うためすごいスピードアップになります。
今回写っているところはほぼすべてピントを合わせることができました。
いちばん手前にピントを合わせた画像です
花粉の所のいちばん手前にピントを合わせため、花弁はボケてしまっています。
これが完成画面です。
photoshopで保存をしますと、Lightroom画面に保存した画像が自動的に現れます。
Lightroomはデーターベースの機能を持っていますので、画像管理が非常に楽になります。さらにキーワードをつけておくと、探しやすくなるでしょう。
今回のピント合わせは、パソコンでライブプレビューで100%にして慎重にピントを合わせていきました。
ここがポイントですね
Adobe photoshop Lightroom4 PhotoshopCS6で編集
すばらしいです!
by dojou7 (2012-10-12 21:55)
ありがとうございます
by beaさん (2012-10-12 22:49)
こういう方法があるんですね。参考になりました。
by oink! (2012-10-14 11:30)
こういう話を少しづつアップしていきます
by beaさん (2012-10-14 16:35)
HDRの話もお書きになります?
夜景撮影は、もしかしてその前触れですか?w
by yukinyaa (2012-10-15 14:17)
通常のHDRはphotoshopの分野ですが、lightroomを利用した楽な考え方のHDRができないか検証して掲載する予定です。楽しみにしていてください。
by beaさん (2012-10-15 17:19)